INTERVIEW
ドレスコーディネーター
A.O
2022年度/中途 修文大学短期大学部生活文化学科



PROFILE
気づいたら何度も見返してしまう「好き」がある。
ウエディングドレスに心がときめく瞬間、未経験でも、その気持ちだけは誰にも負けない——
そんな想いを抱えたまま、自分の将来を探している人へ。
特別な日に選ばれる一着を通して、誰かの背中をそっと押す仕事があります。サン・ワードには、憧れをまっすぐ受け止め、丁寧な研修と仲間の支えで、一歩ずつ夢を形にしていける環境があります。
「好き」を仕事に変えたOのインタビューです。
高校の卒業前に、当時流行していたバービー人形とのコラボドレスに惹かれ、携帯の待ち受けにするほどドレスに夢中になったことが最初のきっかけです。
なんとなくドレスの仕事に憧れを持つようになりましたが、すでに進学先も決まっていて…。
どうしたらドレスショップで働けるのかもわからず、そのまま短大に進学しました。
振袖・浴衣・卒業袴など「特別な日の衣装」に触れる機会を通して、
改めて「衣装を通して人に喜んでもらう仕事がしたい」という気持ちが強くなり、ウエディングドレスへの興味が明確になりました。
前職では振袖専門店で、成人式を中心にお客様の晴れの日に向けたトータルコーディネートを担当。
具体的には、振袖や小物のご提案、試着のサポート、撮影時の補助です。
特に印象的だったのは、親御様とのやりとりです。
お子様の人生の節目を一緒にお祝いするという立場で、親御様のご希望や想いをお聞きしながら、最適なコーディネートを提案していました。
この経験を通して、お客様やご家族のニーズに寄り添いながら、満足いただけるサービスを提供する力を養えたと感じます。
新卒入社した会社は、働いていくうちに「自分が本当にやりたいこととは、少し違うかもしれない」と漠然と感じるようになって退職しました。
その直後、コロナが大流行する中、地元で振袖専門店の求人を見つけたことをきっかけに、名古屋から岐阜に戻って着物のコーディネーターとして働き始めました。
この経験を通して、お客様に似合う衣装を提案する楽しさを改めて実感。以前から憧れていたドレスコーディネーターへの思いも再び強くなりました。
そんな中、岐阜で結婚式場を運営しているサン・ワードが新しく衣装部を立ち上げ、採用を強化していると知りました。
「ここなら経験を活かして、新しいことに挑戦できる」と感じて、入社を決めました。
未経験で入社したため、不安に思っていたことは大きく2つありました。
1つ目は 裁縫がまったくできなかったことです。
本当にゼロの状態で…。針に糸を通すことも、玉止めもできず。正直、ドレスのお直しに携わるなんて想像もしていませんでした(笑)。
ただ、メンテナンスチームのスタッフが基礎から丁寧に教えてくれたおかげで、少しずつできるようになって。
今では、簡単なお直しなら一人で対応できるようになりました。
苦手意識はまだありますが「できることが増えた」という実感が自信につながっています。
お客様から補正について聞かれても、実体験をもとに回答できるようになりました。
2つ目は、しっかり研修してもらえるのかという不安です。
実際にOJT制度が整っていて、先輩がつきっきりでサポートしてくれました。
都度フィードバックをもらいながら課題をクリアしていけるので、安心して学べました。そのおかげで、今では自信を持ってお客様と向き合えています。
入社当初は、まず一人前のコーディネーターとしてお客様に満足していただける提案ができるようになることを目標にしていました。
その先のキャリアとしては、チーフやマネージャーをサポートできる立場になり、チーム運営にも関わっていけたらいいな、という希望を持っていました。
入社当初は裁縫やドレスの知識がなかったため、メンテナンススタッフに一から裁縫を教わりつつ基礎を身につけるところからスタート。
接客面では、現場で先輩に学びながら、お客様に寄り添った提案ができるよう、日々経験を重ねました。
徐々に自信がついてくると、展示会での買付やコーディネート提案、アクセサリーの選定など、衣装全体の提案にも関わるようになりました。
また、チームリーダーとして、インターン生や若手社員の育成・指導や、接客マニュアルや手順の改善提案など、チーム運営に関わる業務も担当。
質問しやすい環境づくりや、技術面でのフォロー、接客の考え方まで丁寧に教えることで、チーム全体のスキル向上にも貢献しています。
こうして未経験からスタートして技術や知識を身につけ、チームリーダーとして人材育成やチーム運営にも関わるまでの経験を重ねました。
現在は、コーディネーターとしてお客様に提案しつつ、チーム全体の成長や円滑な運営を支える役割を担っています。
お客様ご自身ではイメージしていなかった衣装をおすすめして、気に入ってくださった時です。
私の提案がお客様の新しい魅力を引き出せると、心からやりがいを感じます。
また、結婚式当日のおふたりの姿を見ることはできませんが、 後日メッセージ付きで写真を送っていただけた時はアドバイザー冥利に尽きます。
試着の際にご提案したアクセサリーやコーディネートがそのままご契約になったり、
ディスプレイのコーディネートに嬉しいお声をいただけると、心の中でガッツポーズしてしまいます。
他にも、展示会で自分が買い付けた衣装をご契約いただけることも嬉しいです。
自分の感性や目利きが実際にお客様の心に届いたことを実感できます。
加えて、展示会で新作のドレスを目にすると、テンションが上がってしまいます。
最新のトレンドやデザインに触れるたびにワクワクし、この仕事が好きだなと改めて感じます。
私が仕事をする上で大切にしているのは、お客様一人ひとりの想いや個性に寄り添い、最適な提案をすることです。
ドレスや衣装は、人生の特別な瞬間を彩る重要な要素。
特に結婚式の準備においては、多くの場合最初に関わる役割を担うため、お客様の想いや理想を形にするスタート地点として責任があります。
そのため、周囲の意見やトレンドも参考にしつつ、最終的に、お客様自身が心から納得できる選択となるようにサポートしています。
衣装を通してお客様が結婚式当日に最高に輝けるようにお手伝いすることこそ、ドレスコーディネーターとしての美学であり、プライドです。
印象に残るウエディングのエピソード
チャペルの雰囲気にふさわしいドレスをお選びいただいた新郎新婦様の結婚式です。新婦様は複数のドレスで迷われていました。
チャペルや会場の雰囲気、ご家族の好みを踏まえつつ、私がお似合いになると感じたドレスをご提案。その結果、「これだ!」という一着に巡りあったようで…。
当日はご親族やゲストからも「ドレスが本当に素敵!」「チャペルにぴったりだね」と多くのお褒めの言葉をいただき、新婦様ご自身も輝くような美しさでした。
衣装室は、コーディネーターをはじめ、メンテナンススタッフも含めてフレンドリーな方ばかりです。
意見やアイデアを尊重しあう風通しの良い職場なので、それぞれが自分の強みを活かしながら仕事を進めています。
困りごとがあった時も、すぐに相談できる環境が整っており、一人で悩むことはほとんどありません。
また、スタッフ全員が高いプロ意識を持っているため、互いに刺激を受けながら学び続けられるのも大きな魅力です。
こうした環境だからこそ、安心して仕事に集中でき、成長しながらお客様に喜ばれるような提案ができると感じています。
ドレスを扱う仕事は、多くの人にとって初めての経験です。
そのため、まずは 「わからなくて当然」という前提 に立ち、言葉遣いや立ち居振る舞いなど、基本的な部分を丁寧に指導します。
また、質問しやすい環境や雰囲気を作ることも大切です。困った時に遠慮せず相談できれば、成長のスピードも早まるからです。
接客面では、「なぜこのお客様にこのドレスが似合うのか」 という考え方につながるような提案を意識して伝えています。
着付けや技術面で苦手な部分は、何度でも練習に付き合い、確実に自信をつけてもらえるように根気よくサポートします。
こうした指導を通して、スタッフ一人ひとりが自信を持ってお客様に向き合えるようになることを大切にしています。
新作のドレスやタキシードをお客様にご契約いただけた時や、その衣装が人気で予約が取れないほど反響があった時です。
「この衣装を、展示会で選んでよかった」と胸がいっぱいになります。
社長や副社長に同行して、夏と冬の展示会にドレスの買付にいくのも大きな刺激です。
新作を直に見ることでドレスの特徴を理解できるだけでなく、メーカーの方や他の衣装室のニーズについても知れて、接客や提案に活かせる貴重な経験になっています。
サン・ワードは、仕事もプライベートも大切にできる環境です。
ブライダルのお仕事なので、土日は基本的に出勤になりますが、平日のシフトは融通がきくため、予定が立てやすく助かっています。
朝10時出勤・フレックス制度のおかげで、毎日ゆとりを持って準備できます。
1人1台貸与されるMacBookで資料づくりや準備がスムーズにできる点も、嬉しいポイントです。
推し活をしているスタッフが多く、グッズ集めを手伝ってくれます(笑)。
プライベートの相談も自然にできるような雰囲気があって、仕事以外の時間にも支えあえる関係性ができています。
私の目標は、お客様一人ひとりの美しさを最大限に引き出せるプロフェッショナルであり続けることです。
衣装選びは、お客様にとって一生に一度の大切な時間。
だからこそ、表情や雰囲気、体型の悩み、なりたいイメージまで丁寧に汲み取り、「あなたのおかげで、自分史上一番きれいになれた」と思っていただけるコーディネーターを目指しています。
そのためには、日頃から知識や技術の引き出しを増やすことも大切。
素材やシルエットの理解、撮影での見せ方、アクセサリーとの組み合わせ、最新のトレンドなど、どのような質問も「理由を持って説明できる」人でありたいです。
そしてもう1つ、これからさらに力を入れたいのが、バイヤーとしてのスキルです。
展示会で新作に触れるたびに、デザインやブランドの方向性、花嫁様に求められるテイストについて、より深く理解したいと思うようになりました。
自分の目で選んだ一着をお客様が気に入ってくださる瞬間は、大きな喜びです。
今以上に勉強して担当領域を広げたいです。
将来的には「提案力のあるコーディネーター」と「見る目のあるバイヤー」のいずれの視点も持ったスタッフとして、
ショップ全体の魅力づくりに貢献できる存在になることが今の大きな目標です。
サン・ワードは、人間関係が本当に温かく、安心して働ける場所です。
困った時は自然と声をかけ合い、嬉しいことはみんなで共有して喜べる、そんな雰囲気があります。
業界・業種未経験者も多いので、お互いにサポートしあう文化が根づいています。
私たちの仕事は、お客様の一生に一度の特別な日を、一緒につくり上げることです。
ドレス選びの時間は、花嫁様にとって、まさに「夢が形になる瞬間」。
お客様に寄り添い、背中をそっと押せるこの仕事には、他では味わえないやりがいと感動があります。
大変なこともありますが、その分だけ「ありがとう」の言葉が心に響き、自分自身の成長も強く感じられます。
少しでも興味がある方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。
ここには、挑戦を応援してくれる仲間と、自分の可能性を広げられる環境があります。
あなたと一緒に働ける日を、心から楽しみにしています。
私がサン・ワードで自分の結婚式・披露宴を挙げるなら、衣装には特にこだわりたいです。
ウエディングドレスはマーメイドラインで、裾にたっぷりとボリュームのある重厚感のあるベールを合わせて…。
愛犬をリングドッグにして、特別な瞬間を一緒に過ごします。
披露宴入場では、別のウエディングドレスにお色直し。
ハイネックのつるんとしたAラインに髪をまとめたポニーテール、カチューシャと大きめのイヤリングで華やかさをプラスしたコーディネートで登場します。
カラードレスは、一転、ふわふわのボリュームスカートを選んで、異なる印象を楽しめる演出に。
ブーケやヘアメイクもドレスに合わせてこだわり、シーンごとに印象が大きく変わるように工夫します。
美味しい料理やスイーツも重要なポイントです。
スイーツはオープンキッチンでゲストと一緒に楽しめる演出に魅力を感じます。
最後は三面スクリーンでエンドロールを表示。ゲストと一緒に一日を振り返りながら締めくくります。
できれば、サン・ワードの強みであるまったく雰囲気の違う2つの会場を活かして、挙式会場はEXEX SUITES、
前撮りはEXEX GARDENの代官屋敷のシックな雰囲気で和装の撮影といったプランも検討したいです。